📘 使役形 & 被动形
1️⃣ 使役形(しえきけい)
① 构成规则
-
一类动词(五段动词):
書く → 書かせる
飲む → 飲ませる -
二类动词(一段动词):
食べる → 食べさせる
見る → 見させる -
三类动词(不规则动词):
する → させる
来る(くる) → 来させる
② 意味与用法
-
让/使某人做某事
- 例:先生は学生に本を読ませた。
- 译:老师让学生读书。
- 例:先生は学生に本を読ませた。
-
允许(许可)某人做某事(常与「〜てもらう」区分)
- 例:両親は私を海外に行かせてくれた。
- 译:父母允许我去海外。
- 例:両親は私を海外に行かせてくれた。
③ 特殊情况
- 一些自动词 + 使役 → 表示“让某人处于某种状态”
- 例:部屋を寒くさせた。
- 译:让房间变冷。
- 例:部屋を寒くさせた。
💡 小贴士
- 「〜てもらう」侧重于“得到许可”;「〜させてもらう」更礼貌,常用于表达请求许可。
- 注意「使役被动形」→ 被迫做某事(见下文)。
2️⃣ 被动形(受身形・うけみけい)
① 构成规则
-
一类动词(五段动词):
書く → 書かれる
読む → 読まれる -
二类动词(一段动词):
食べる → 食べられる
見る → 見られる -
三类动词(不规则动词):
する → される
来る → 来られる
② 意味与用法
-
一般被动(动作的承受者)
- 例:犬に手を噛まれた。
- 译:手被狗咬了。
- 例:犬に手を噛まれた。
-
受害被动(被迫、不好的结果)
- 例:雨に降られて、服が濡れてしまった。
- 译:被雨淋了,衣服湿掉了。
- 例:雨に降られて、服が濡れてしまった。
-
尊敬被动(敬语用法)
- 例:先生が来られました。
- 译:老师来了。(敬语表达)
- 例:先生が来られました。
💡 小贴士
- 被动形有三种主要用法:单纯被动 / 受害被动 / 尊敬被动。
- 判断标准:
- 中性语境 → 普通被动
- 负面影响 → 受害被动
- 对上级/尊敬对象 → 尊敬被动
3️⃣ 使役被动形(しえきうけみけい)
① 构成
在使役形基础上再变为被动形。
- 書かせる → 書かされる(书写标准,口语也常说「書かせられる」)
- 行かせる → 行かされる
② 意义
被迫做某事
- 例:私は先生に宿題をやらされました。
- 译:我被老师逼着做作业。
4️⃣ 对比总结
| 语法 | 形式 | 主要含义 | 例句 |
|---|---|---|---|
| 使役形 | 〜せる / させる | 让、使、允许 | 母は子どもに野菜を食べさせた。 妈妈让孩子吃蔬菜。 |
| 被动形 | 〜られる / される | 被、受到影响 | 友達に笑われた。 被朋友嘲笑了。 |
| 使役被动形 | 〜させられる | 被迫做 | 学生は先生に立たされる。 学生被老师强迫站着。 |
5️⃣ 常见错误提醒
- ❌ 食べる → 食べせる(错误!)
✅ 正确是「食べさせる」 - ❌ 来る → 来せる(错误!)
✅ 正确是「来させる」 - ❌ 尊敬被动乱用(比如说“本を読まれた” → 听起来像是“您读了书”,不能随便用)
📘 日语听力笔记 — 陸上競技の大会インタビュー
🔊 原文(そのまま)
陸上競技の大会で、アナウンサーが選手にインタビューしています。選手はどうして今日、勝つことができたと言っていますか?
アナウンサー: 女子5000メートル優勝の酒井選手です。おめでとうございます。今日の試合、ご自身で振り返っていかがでしたか?
選手: そうですね。最後はきつかったんですけど、**思い切ってスピードを上げて、それが効いたんだと思います。**もっと早い段階で前に出て、自分のペースを維持できればよかったんですけど、**今回の試合は風が強かったので、スピードを落とさずにいる自信がなくて…。**それで、途中まではほかの選手についていきました。次の試合では、早めに先頭を取りに行きたいです。
❓ 問題
選手はどうして今日、勝つことができたと言っていますか?
(選手が勝てた理由を日本語でまとめてください。)
📌 要点(まとめ)
- 選手の自己評価:最後に思い切って速度を上げたことが効いて勝てたと考えている。
- 背景事情:風が強くて序盤から自分のペースを維持する自信がなかったため、途中までは他の選手に付いていった。
- 次の目標:次は早めに先頭を取りに行きたい。
🔑 重難語彙・表現
- 思い切って(おもいきって):思い切って、勇気を出して(大胆に)
- ご自身(ごじしん): “您自己”,是「自分」的敬语表达
- 振り返って(ふりかえって): 「振り返る」的て形,意思是“回顾”、“回想”
- いかがでしたか?: 「どうでしたか?」的礼貌/敬语表达,意思是“感觉怎么样?”、“如何?”
- きつかった:这个词有多种意思,但在这里是形容词「きつい」的过去式。根据上下文,它有**“吃力、费劲、难受”**的意思。这句话的意思是:“最后阶段很吃力/很辛苦。” 在其他语境中,「きつい」还可以表示:衣服或鞋子太紧、太小:この靴はちょっときつい。(这双鞋有点紧。)性格严厉、苛刻:あの先生はなかなかきつい。(那位老师相当严厉。)工作或日程很紧、很密集:今日のスケジュールはきつい。(今天的日程排得很满。)
- スピードを上げる:速度を上げる
- 〜が効く(きく):(対策・行動が)効果を発揮する
- 段階(だんかい):ステージ、段階
- 自分のペースを維持する:自分のリズム・速度を保つ
- 自信(じしん)がない:自信がない、確信が持てない
- 〜についていく:(先行者に)ついていく、追従する
- 早めに;是一个形容动词,名词形式是「早め」。在这里,它以「早めに」的形式出现,是一个副词性短语,表示“早一些,趁早”。
- 先頭(せんとう)を取る:先頭に立つ、リードする
🔤 重要文法・言い回しの解説
- 「最後はきつかったんですけど」
- 「〜んですけど」:説明・事情を示す柔らかい言い方(話し言葉)。ここは「きつかった」という事実の導入。
- 「思い切ってスピードを上げて、それが効いたんだと思います。」
- 思い切って:勇気を出して実行したことを強調。
- それが効いた:その行動(スピードアップ)が「効果を出した」。
- 〜んだと思います:話者の推測・説明(控えめな断定)。
- 「自分のペースを維持できればよかったんですけど」
- 〜ばよかった(ここは可能形+ばよかったの省略形)で過去の後悔・希望を表す。
- 「スピードを落とさずにいる自信がなくて…」
- 落とさずにいる:速度を下げない状態を保つこと。「〜ずに」是「〜ないで」的文语表达,表示“不…地”。
- 〜自信がなくて:能力・確信の欠如を理由にし、その後の行動(他選手についていく)につながる。
- 「それで、途中まではほかの選手についていきました。」
- それで:理由→結果の接続。
- 「早めに先頭を取りに行きたいです。」
- 〜に行く(取りに行く):ある行為をしに行く(ここは「リードを取りに行く」=積極的に先頭を奪う意志)。
🔁 逐句翻訳(日本語 → 中文)
-
アナウンサー: 女子5000メートル優勝の酒井選手です。おめでとうございます。今日の試合、ご自身で振り返っていかがでしたか?
→ 田赛/播报:这是女子5000米冠军酒井选手。恭喜你。请问您回顾今天的比赛有什么感想? -
選手: そうですね。最後はきつかったんですけど、思い切ってスピードを上げて、それが効いたんだと思います。
→ 嗯……最后确实很辛苦,但我鼓起勇气加速了,我想正是那一步起了作用(奏效)。 -
選手: もっと早い段階で前に出て、自分のペースを維持できればよかったんですけど、今回の試合は風が強かったので、スピードを落とさずにいる自信がなくて…。
→ 其实要是在更早的阶段就冲到前面并保持自己的节奏就好了,但这场比赛风很大,我没有能保持不减速的信心(所以没这样做)。 -
選手: それで、途中まではほかの選手についていきました。
→ 所以,我直到中途都是跟着其他选手跑的。 -
選手: 次の試合では、早めに先頭を取りに行きたいです。
→ 下一场比赛的话,我想早点争取到领头的位置。
✅ 模范答案(短く・試験向け)
-
日本語(要点):
「最後に思い切ってスピードを上げたことが効いたと言っています。」 -
中文(翻译):
「选手说最后鼓起勇气加速了,那一举动产生了效果,所以(因此)能赢。」
🎧 聞き取りのコツ(試験対策)
- 注目ワード:思い切って / スピードを上げて / それが効いた / 風が強かった / ついていった / 先頭を取りに行きたい
- 这些短语常直接点出原因或结果,听力题目常以此作为答案依据。
- 接続詞に注意:「それで」「けど」「ので」などが理由・対比を示す。
- 推測表現:〜んだと思います は「自分の判断・説明」を示す。回答の根拠になる表現。
✍️ 追加練習(任意)
- 上の模範答案を 別の言い方(例:「勝因は、最後のスパートだ」など)で日本語に直してみてください。
- 「風が強かったので…」の文を使って、自分が同じ状況だったらどう戦略を変えるか短く答えてみましょう(日本語で1〜2文)。
📘 日语听力笔记 勉強会
問題
大学で、女の子の学生と男の子の学生が、国際協力の勉強会について話しています。
男の学生は勉強会でよくなかったことは何だと言っていますか?
原文(会話)
女: 加藤君、今日の勉強会お疲れ様。進行役、どうだった?
男: 参加者の反応、よかったと思うよ。いつもは論文を読みあうのが中心で、卒業した先輩を講師に呼ぶのは初めてだったけど、海外ボランティアのいろんな話が聞けたし、うまくいったんじゃない?
女: そうだね。講師は一人じゃなくて、何人か呼んだほうがよかったかな?
男: いや、一人の先輩の話だからこそ、じっくり話が聞けたんだと思うよ。
女: 借りた教室が広すぎて、意見交換がしにくくなるかなって心配だったんだけど。
男: そんなことなかったよ。質問もたくさん出たし。
男: うーん、始める時間にもう少し余裕をもって参加できる設定にしたほうがよかったと思うよ。授業が延びたとかで遅れてくる人もいたから。
女: 確かに。
男: いつもは事前に論文に目を通さなきゃいけないけど、今回は参加者の負担もなくて、たまにはそれもいいかなって。
女: そうだね。
答え
開始時間に余裕がなかったこと。
- 授業が延びて、遅れてくる人がいたため。
語彙・表現
- 国際協力(こくさいきょうりょく): 国际合作
- 進行役(しんこうやく):主持人,负责流程的人
- 論文:论文。
- 読み合う;(复合动词)互相读、一起读
- 講師(こうし): 讲师、特邀嘉宾
- じっくり:慢慢地,仔细地。例:じっくり考える(仔细思考)。
- 意見交換(いけんこうかん):意见交流。
- 〜かなって心配だった:担心是否……。例:雨が降るかなって心配だった。
- 余裕をもって(よゆうをもって):从容地,留有余地。例:余裕をもって準備する。
- 授業が延びた(のびた):课程延长了。
- 目を通す(めをとおす): 惯用语,表示“浏览、过目”。
文法・構文
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〜たほうがいい:「最好……」的建议表达。
- 始める時間に余裕をもって設定したほうがよかった。
- (最好把开始时间安排得宽松一些 → 表示后悔/反思)
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〜だからこそ:「正因为……才……」的强调用法。
- 一人の先輩の話だからこそ、じっくり聞けた。
-
〜んじゃない?(口语):表示推测或征求对方认同,类似「不是……吗?」
- うまくいったんじゃない?(不是挺顺利的吗?)
ポイントまとめ
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よかった点
- 講師が一人 → じっくり話を聞けた
- 教室が広い → 問題なかった、質問も多く出た
- 論文を読まずに済んだ → 参加者の負担が軽かった
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悪かった点(正答)
- 開始時間に余裕がなく、遅れてくる人がいた